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「文錦®」シリーズはKH Coderに機能を追加する産学連携プラグイン製品です。企業様に開発・販売していただいています。このページではKH Coder本体の開発者による一言紹介・感想を書いています。
※なお開発・販売もとの㈱SCREENアドバンストシステムソリューションズ様には、KH Coder開発者の勤務校・立命館大学との間に技術指導契約を結んでいただき、コミュニケーションをとっています。
ワードクラウドや関連語の可視化など、「印象的なビジュアルが欲しい!」ときに、手軽な操作で、自分好みのものを。
どの図においても、デザイナー監修の独自カラーセット群の中から、自分好みのものを選択できます。色のカスタマイズも可能ですし、ワードクラウドでは品詞ごとの色分けや、特定のいくつかの語だけほかと違う色にといった指定も手軽に行えます。
※これらはインパクトを重視した表現です。ビジネスシーンでのご利用や、アカデミックにおいては、例えばスライド表紙といったインパクトが重要な箇所でのご利用をお薦めします。
このプラグインに内蔵の辞書を使って、「子ども」「お子様」「子供」などを一気に「子供」へと統一できます。
本プラグインを導入していないKH Coderでは,こうした統一はコーディングルール内で手動で指定することになります。それに対して、コーディングという「大技」を持ち出さずに、本プラグインで統一できれば便利なケースもあるでしょう。また「この語とこの語を統一しては?」と自動提案までしてくれます。
※ただし、自動提案をそのまま全部採用してしまうと、統一しすぎてしまう場合もあるかもしれません。まったく統一しない状態で一度分析してみたり、自動提案の内容を確認してから採用したりするのがお勧めです。
文章中で否定されている言葉を、「解る(否定)」といった形で、区別して抽出できるプラグインです。
まったく解らないよ → 「解る(否定)」
いまいち解りにくい → 「解る(否定)」
まぁ解らないこともないか → 「解る」
もし解らなければ尋ねるよ → 「解る」
…という感じで区別して抽出できます。
面倒なテキストのクレンジングが簡単になるほか、外部変数を編集できるのがとても便利です。
この例では、21歳・22歳・23歳…65歳のように入力されている変数を、「20代」「30代」…「60代」にカテゴリー化しています。「カテゴリ名」「下限」「上限」すべて自由に入力できます。カテゴリー化後の度数も右側に出ます。2つの変数の結合や、カテゴリ変更、計算なども行えます。
本プラグインによって、KH Coder上で手軽に変数を編集できるようになります。分析に手間がかからなくなるので、卒論生が未整理なデータを持って相談に来たときも、その場で軽く分析できて便利でした。
その都度あれこれ試すのではなく、いろいろな設定の分析を一気に実行して、結果を眺められます。
共起ネットワークや対応分析などを、いろいろなオプション設定で一括実行できます。「中の人」が推奨するオプションセットも搭載しています。結果は一覧表示され、各結果のオプションも確認できるので、再現も容易です。
1つの語ではなく、複数の語が共起している文脈を見られるKWICです。しかも共起ネットワーク・対応分析などのプロット画面で、複数の語を選択(Ctrl + クリック)し、このアドバンスト KWICを呼び出せます。
スクリーンショットには映っていませんが(汗)、この画面の右側には、ユーザーが選んだ外部変数の値が表示されます。もしアンケートの自由回答データであれば、それぞれの行が、たとえば男性の回答か女性の回答か、あるいは何歳の人の回答なのかといった表示が可能です。
このプラグインを導入すれば、対応分析やクロス集計(コーディング)の結果をいっそう読み取りやすく、理解しやすくなるでしょう。またクラスター分析において、クラスター数を決めるためのヒント(推奨クラスター数)を提供してくれます。
[ KH Coder ]